だれかのいとしいひと/水曜の朝、午前三時/いつも、ふたりで

新しい本を買いに本屋さんへ。読んだことのない作者の本を読んでみよう、ということでこの2冊を購入。感想は例によって読了後に追記します。

だれかのいとしいひと (文春文庫)

だれかのいとしいひと (文春文庫)

<追記>11/15読了。短編集でした。(そんなことも知らずに買った。)短編集は読みやすくていいのですが、なんとなくざっと読んでしまって心に残りにくい気がします。所々共感するようなところもありつつ、でも全体的にはなんとなく印象が薄かったなぁ。今度は長い話を読んでみようと思います。
水曜の朝、午前三時 (新潮文庫)

水曜の朝、午前三時 (新潮文庫)

これは、大好きな(笑)児玉清氏が絶賛、と帯に書いてあったので。単純ですが。図らずも恋愛小説づいてる気がしますね。この2冊終わったらそろそろミステリが読みたいなー。
<追記>11/19読了。上にも書いたけれど、小説ってどこかしら共感が出来るかどうかで入り込めるかどうかが決まると思うのです。恋愛小説は特にそう。癌で余命僅かの母親が、娘に自分の過去の恋物語を語るというこの話は、1970年の大阪万博を舞台としています。私がまだ生まれていない時代の、馴染みの無い土地の話。なんとなくイマイチ入り込めないまま最後まで話が進んでしまった感がありました。きっと母はまた違った気持ちでこの本を読むのだろうと思い、母に押し付けてみました。感想が楽しみです。(ちなみに万博当時、就職したてだった母は会社の万博休暇制度(万博に行く、という理由で有給が取れた)を取って見に行ったそうです。そんな話を聞いてから読んだらまた違ったのかなー。)

そして欲しかった本はそのお店には無かったので支店よりお取り寄せをお願いしたのでした。明日のお昼には届くそうなのでまた帰りに取りに行こうっと。

いつも、ふたりで ばーさんがじーさんに作る食卓

いつも、ふたりで ばーさんがじーさんに作る食卓

<追記>11/14読了。ブログで読んでたはずなのに、読みかけの本(ちなみに上記の「だれかのいとしいひと」です)をさておいてこちらを読み終えてしまいました。とにかくどれもこれも美味しそう! 家庭料理とは(少なくとも私のイメージするものとは)かけ離れているので実際にどれかを作ってみようとは思わないのですが、綺麗な写真を眺めているだけで満足♪ やっぱり好きなものはパソコンじゃなくて本として手元で読むのが好きだなぁ、と実感したのでした。