7,000円分って意外と少ない。

引越しをした際に買い換えたテレビのエコポイントを図書券に交換しました。それが先日ようやく手元に届いたので、嬉々として本を買ってます。うん、BLだけどね! 昨日は3冊ほど年下攻らしき本を吟味して購入。読み終えたものから随時メモしていきます。

あなたの恋人になりたい (角川ルビー文庫)

あなたの恋人になりたい (角川ルビー文庫)

年下攻。割と何てこと無い話、なんだけど、受が攻めを好きだと気付くまで、気付いてからの葛藤が丁寧に書かれてたので、「そうそう、恋愛物はこうでなくちゃ」と読みました。設定よりも何よりも、「きゅんきゅんできるか」というのがBLにはかなり重要な要素だと思う。で、そこにはある程度のリアリティさとかがないときゅんきゅんできないんだと思う。(それは、男の人同士の恋愛的なリアリティさとか設定のリアリティさではなく、たとえば何気ない仕事のシーンとか、食事のシーンとかのしぐさや会話だったり、あと、一番重要なのは相手のことを「好き」と思うシーンに共感できるかどうか。)そういう意味でこの作品の受は次の約束に一喜一憂したりするあたりが本当に普通に経験する恋愛の最初の部分で、共感しやすかったのだと思う。