最近読んだ本たち。

火車 (新潮文庫)

火車 (新潮文庫)

これは再読。にも関わらずストーリーをすっかり忘れてて引き込まれるようにして読みました。何か色々胸に痛かったけど(汗)面白かった! ここのところ、ブレイブストーリーを読みたいとずっと思っているんだけれど、3巻あるので躊躇してます。ダヴィンチコードも読みたいのだけれどその長さに手を伸ばせずにいる作品。今思えばこのお盆の間に読めばよかったかしら。
屍鬼(一) (新潮文庫)

屍鬼(一) (新潮文庫)

これも再読。この間仕事で鉛筆を削っていたらなんだか不意に読みたくなって(静信が小説を書くときに、鉛筆をいっぱい削って盆に入れておくシーンがあるので)ざっと斜め読み。これはもうストーリーも完全に覚えちゃってるので最初に読んだどきどき感はないんだけど、でもついつい話に引き込まれる。ああ、私小野不由美の書く話は肌に合うんだなーと改めて実感。
その腕の中の優しい夜 (アクア文庫)

その腕の中の優しい夜 (アクア文庫)

BLと呼ばれる本は最近読まなくなったんだけどねー、と言いつつ、なんだか時々買ってしまったりする。
サプリ (1) (FC (335))

サプリ (1) (FC (335))

ドラマが面白くないので原作でも読んでみるかー、と4巻まで一気買い。えーと……ドラマとは全く別物なのね、これ。主人公と同世代の生活が仕事で回ってる女子としては結構共感持てる部分もあったりして面白かったです。片付かない部屋とかね。(片付けろ。)しかし、原作読んでみると、あのキャストでこの話をドラマ化する意味があるのかがわからなかった……。バリバリ働く女の子と、ちょっとちゃらちゃらした年下のバイト君、だと別にこのマンガを原作に持ってこなくてもよかったんじゃ……? 原作はそういう話でもないじゃん? 確かにイシダくんはミナミが好きだけど、そこは本筋じゃないじゃん。書き下ろしてた方がまだ面白かったんじゃないのーと思います。下手に原作物をつっついてドラマ用に変更したりするから面白くないんじゃ……。(禁句?)
ドラマ自体はあんまり共感できるところが無くてもうゆうくんとなっちゃんの可愛さと、佐藤浩市が見たいがために見てるようなドラマなんですが、先週、渡辺ちゃんの台詞が初めてずん、ときた。キラキラしてる向こうに行きたい、って気持ちは凄くわかる。事務職って地道で地味な一人の仕事で、企画とか営業とか制作とかは華やかでみんなでやってる感のある仕事だと思う。どっちがいいとか悪いとかじゃないけど、事務職やってるとそんな華やかな表立ってやる仕事が凄くキラキラして見えるんだよね。まるで水の中から空を見上げた時みたいに。そして抜け出したい抜け出したいと思いながら、結局そのキラキラした光を見てるだけで行動に移せないんだよなー……。(となんだか自己反省)
しかしドラマの渡辺ちゃんは肉食獣みたいで、いつ小鹿のようなゆうくんが食われちゃうか心配です。(笑)ていうか、これが本筋の方が面白い気がする、あのドラマ。主人公は柚木ちゃんと渡辺ちゃんでどうかしら。
本カテのくせにドラマ感想で終わった……。