感慨深い

イデアマスター―GLASS HEART (バーズノベルス)

イデアマスター―GLASS HEART (バーズノベルス)

人様のところで出ていることを知りました。
グラハの新刊。漸く完結。思えば遠くへ来たもんだ、という昔の歌がありましたが、本当にそんな感じですね。オーラバもイズミも、あと別作家さんですけどミラージュも、当時読んでいたものはもう完結を待たずに私は卒業してしまったのですが、どうしてもグラハだけは最後を見届けたい、そんな気がして続きが出るのをずっと待っていました。まだ、読めていません。気合を入れてから読もうと思います。どうしても気になってあとがきだけ先に読んだのですが、そこで若木さんが「当時はファンタジーが主流だったから、こういう話は売れなかった」というようなことを書いていて(今手元に無いのでうろ覚えなんでニュアンスで。)そうだろうなぁとちょっと思いました。でも、当時中学生や高校生だった私が今でも読みたいと思えるのは当時はやっていたファンタジーではなく「売れなかった」と言われるグラスハートの方なのですよね。
ちなみに本屋さんで随分探しました。新書の棚にあったよ。そりゃ、そんなところ普段見ないもの。見つけられるはずがない。(普段は文庫とびーえるとコミックスの棚にしか用事はありません。)
イラストも三回目の変更。誰がどうというわけではないですが、やっぱり初期の橋本みつるさんの絵柄が、グラハには好きだったなぁ。刷り込みなんでしょうけど。
そう言えば、カイと三四郎も随分と間が開いたものの完結しましたし、こうして待っていればいつか源氏が完結するかしら。(苦笑)